はじめに

Apache1.3系が1998年06月06日リリースされてから2017年4月時点の本日まで、 Webが世界レベルで今日まで普及し、世界の情報(各種Webサービス、Webサイト)にアクセスできる事に感謝したい。 その普及に大変貢献したのは、Apacheソフトウェア財団のApache HTTPサーバプロジェクトの開発エンジニアが、 オープンソースでミドルウェアとしてのWebサーバを公開した事に起因します。

Webに携わるすべての職種(Webプログラマー、Webデザイナー、モバイル開発エンジニア、インフラエンジニアなど)の人は、 Webのフロント技術であるHTML5、CSS3、JavaScriptの基本的な事を理解するのは、勿論のこと WebサーバであるApacheHttpServer(開発現場ではApacheの一言で呼ばれて言います。)に関する基礎知識を理解する必要があります。

対象のOSと最新バージョン

2017年6月末時点の安定版の最新バージョンは、「2.4.26(2017/06/19 リリース)」です。
Apache本家サイトからソースコードが取得できます。

Unix,Linuxの場合には、対象となるtar.gzをダウンロードし、対象のサーバーにビルドし、インストトールします。

Windowsの場合には、Apache本家サイトの管理化から離れ、https://www.apachelounge.com/download/などに Widnows用のバイナリーファイル、インストーラ全てが移管されています。

本講座では、WebサーバーApacheHttpServerをインストールし、静的コンテンツを配備する方法について説明します。