Javaのデバック

Javaのデバックは、前頁で説明したJavaの実行の手順とほぼ同じ手順を踏みます。

前頁までの手順が1度実行されている事を前提条件とします。

Javaのデバック手順

  1. エディタ欄にデバックしたいJavaソースファイルをエクスプローラ系のビューから選択します。
  2. エディタ欄の行数が表示されている左側(青線枠内)をダブルクリックする事で、
    ブレイクポイント(ブレイクポイント)を設定します。
    下記例では、「HowToWriteJava.java」ファイルの73行目、78行目に設定しています。
  3. debug1
  4. [メニューバー]-[実行]-[デバック構成]を選択します。
    この画面は、実行構成と同じ機能のため、詳細については、前頁を確認して下さい。
  5. debug2
  6. [デバック]ボタンを押下します。
  7. デバックパースペクティブを開いて良いか確認画面が表示されるので、「はい」ボタンを押下します。
  8. debug3
  9. デバックパースペクティブが表示され、デバックが開始されます。
    デバックビュー()に、デバックのステップ実行の状況が表示されます。
    変数ビュー()には、クラスの解析とインスタンスの生成が終了したインスタンスや変数が表示されます。
    エディタには、現在ステップ実行している行数にフォーカスがあたります。
  10. debug4
  11. ステップ実行をするには、以下のいずれかの操作を行います。
    操作名 メニュー ショートカット 説明
    再開 F8 現在フォーカスされている行から次のブレイクポイントまで処理を実行します。
    ステップオーバー F6 現在フォーカスされている行の実行している
    クラス及びそのメソッドにフォーカスを移さず、次の行を実行します。
    ステップイン F5 現在フォーカスされている行の実行している
    クラス及びそのメソッドにフォーカスを移して実行します。
    ステップリターン F7 ステップインで実行クラスの実行中メソッドにある
    フォーカスを呼出し元のクラスに戻します。
    終了 Ctrl + F2 デバック処理を終了します。
  12. [ブレイクポイント]は、再度ダブルクリックをすると削除できます。