桑原 雷太

創業者, Web開発者,IT生涯学習Tech塾長

私は小学生の頃から囲碁を学び、早い段階から大人のコミユニケーションと接していました。
小中高の頃は、そのためかおませで同級生と会話が合わない時期が多かったです。
高校生のときも囲碁のプロを目指し、休み時には色々なアルバイトを経験しました。
そのためか高校生の頃は数学以外の偏差値が赤点ばかり、何とか卒業できた感じです。
浪人生活時代も18歳過ぎたら親から生活費を貰わないで自立する信念で、勉強しながら色々なアルバイトをしていました。
電気通信大学情報工学部に入学したものの、信念に基づき、アルバイトを全力に行い、学費を稼いでいました。
その結果、22歳のときにほぼ単位が取れず、得られたのは人より多くの社会経験だけが武器でした。
留年して大学をきちんと卒業することも考えましたが、22歳という年齢は大学を卒業して、
社会で働いて自立するのが当たり前という考えと、残念ながら生活費、学費の稼ぐ事と勉強の両立が厳しく 何年留年するか分からない状況でした。

そのため、自分のやりたい仕事で 当時の在りのままの状態で受け入れて下さった小さな派遣会社に入社しました。
OJT、教育無しに現場に初めて行きました。 私は運良く最初の現場が人間味溢れた素晴らしい方々に１年お世話になりました。
当時を振り返れば、一生懸命努力したものの当時の力量では、 とても品質が良い成果物は出せませんでした。

ITの学習は全て独学で、書籍に売られている本を毎月10冊近く読み漁り、 必死に仕事して成り上がってきました。
書籍に掛かれているIT知識が理解でき、実践に活かし、 経験し、また勉強し、自分の学習スタイルが確立したのは25歳ぐらいでした。
また、一生懸命頑張っていると私の今のITスキル、経験を更に向上して頂ける師匠に 出会いました。

当時まだStrutsが普及していない時代に「Web+DBPress(技術評論社)」をもって、
その当時当時に先端だった、Struts、Spring、ORM等を他の会社がまだ利用していない中、
「これ勉強して次の案件で導入してね。」と熱く語りかけて頂けました。
凄くチャレンジ精神が多く、人の育成(厳しさ、優しさ)が上手な方でした。

私は、師匠の期待に応えるために、一般書籍や日本語の情報が無い時代に、
必死にStrutsのソースファイルを全部読み漁ったり、 海外の本家サイトを英語もままならい中懸命に情報収集し、理解に努めました。
GW、夏休み、冬休みに入る前にも師匠は、案件に関係する技術テーマを振って頂きました。
私は20半ば、当時独身だったので(今も)、休みを全力でその技術調査に尽くしました。

その師匠との経験とその後の経験で、私が共通基盤や共通チームという尖った集団に技術的な議論及び理論、実践を、 負けず劣らずできるようになりました。
この時の苦労が、私の勉強スタイルを確立して頂けたと思います。

また私は、すべての仕事を成功してきた訳では、ありません。 炎上案件に入り、逃げだしたことや、未熟な納品物を知らずに収めていたり、
人様のご厚意を不意にしてしまったり。
逆に成功した経験も多くあり、顧客や業界の後輩との笑顔を得られたり。
私は、成功経験だけで生きている人は、 一流の人でもいません。 必ず数多くの困難・失敗を経験して、そこから反省して何かを得て、 成功に結びつけていると思います。

私の得意分野は、Web3階層アーキテクチャにおけるSpring4などの共通基盤導入や開発指導です。
最近では、本Webサービスの事業で技術の棚卸ができたら、 python言語、機械学習、数学を学習し、AIとビックデータ分野の技術を身につけていく予定です。
オーバワークとそれに対する健康軽視が原因で今は、透析生活を送っています。
私は残りの限られた人生を、師匠や兄貴(大学の先輩)が私に学問と経験をご指導いただいたように、
どのような人でも学問を学び、技術を身につけて仕事で家族を養い、 幸せになる事を目的とした本サービスの発展に全力を注いで参ります。