nginxをサービス化せずに手動で操作する方法について説明します。
実行コマンド
$ nginx
Linux,Unixではパッケージインストールの場合には、root権限が必要なため、sudoコマンドから実行します。
実行コマンド
$ nginx -s quit 又はstop
quitの場合には、処理中のリクエストを処理してから終了します。stopは、リクエストの実行可否に問わずnginxを終了します。
Linux,Unixではパッケージインストールの場合には、root権限が必要なため、sudoコマンドから実行します。
nginxのコマンドオプションは、常にnginx本家サイト[ロシア語]を1次情報として確認して下さい。
2次情報としては、英語版のnginx本家サイトwikiを確認して下さい。
オプション | 説明 | ||||||||||
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-? , -h | nginxコマンドのヘルプを表示します。 | ||||||||||
-v | nginxのバージョンを表示します。 | ||||||||||
-V | nginxをmakeした時のコンパイラ及びconfigureオプションを表示します。 | ||||||||||
-t | nginxの設定ファイルの妥当性をチェックします。 重要このオプションを実行する時には、nginxを停止した状態で実行して下さい。 |
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-q | nginxの設定ファイルの妥当性をチェックします。 -tとの違いは、-tは正常及びエラーメッセージを出力しますが、 -qは、エラーメッセージのみ出力します。 重要このオプションを実行する時には、nginxを停止した状態で実行して下さい。 |
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-s シグナル | masterプロセスにシグナル(stop,quit,reload,reopen)を指定しnginxを操作します。
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-c 設定ファイル | 指定した設定ファイルでnginxを起動します。 使い所筆者の見解ですが、普段の運用では利用しません。 nginxの負荷試験などで設定ファイルを何パターンか試験する際には、利用価値がある思います。 | ||||||||||
-g globalディレクテイブの設定 | 指定したglobalディレクティヴの設定でnginxを起動します。 使い所筆者の見解ですが、普段の運用では利用しません。 nginxの負荷試験などで設定ファイルを何パターンか試験する際には、利用価値がある思います。 | ||||||||||
-p prefix | 2017年4月課題利用用途が不明 prefix pathを設定する (default: /usr/local/nginx/) |