Javaの実行

Eclipseは、[メニューバー]-[プロジェクト]-[自動的にビルド]を選択していれば、Javaソースファイルの追加や修正し、ファイルの更新時に対象のファイルがコンパイルされます。 javaアプリケーションは、javaコマンドを実行することでアプリケーションが起動します。 Eclipseは、同様の機能をメニューバーから選択する事で簡易に実行する事が可能です。

前頁までにインポート及び設定作業が終了している状態を前提条件とします。

Javaの実行手順

  1. エクスプローラ系(プロジェクト・エクスプローラー、エクスプローラなど)のビュー内でJavaソースファイルを選択し、エディタに表示されている状態にします。
  2. [メニューバー]-[実行]-[実行構成]を選択します。
  3. 実行構成1
  4. 画面左一覧から[Javaアプリケーション]を選択し、右クリックします。
  5. [新規]を選択します。
  6. 実行構成2
  7. [メインタブ]に必要項目を選択及び入力します。
  8. エディタで選択されたJavaソースファイルの値で初期値が設定されます。 実行構成3
    設定項目 説明
    名前 実行構成機能で管理するユニークな名前を付与します。
    デフォルト値にエディタで選択しているJavaソースファイルのクラス名が表示されます。
    プロジェクト 実行するJavaソースファイルが保存しているプロジェクト名を指定します。
    デフォルト値にエディタで選択しているJavaソースファイルのクラス名が表示されます。
    メイン・クラス 実行するJavaクラスを完全修飾子名で指定します。
    デフォルト値にエディタで選択しているJavaソースファイルのクラス名が表示されます。
  9. 「実行」ボタンを押下します。
  10. 実行構成4
  11. 実行結果が[コンソール]ビューに表示されます。
  12. [コンソール]ビューを初期化するには、アイコンを押すとクリアされます。
  13. 1度実行した実行構成は保存され、[メニューバー]-[実行]-[ヒストリーの実行]から選択できます。
    または、[メニューバー]-[実行]-[前回の起動を実行]するで再実行可能です。

Javaの実行引数

  1. [メニューバー]-[実行]-[実行構成]を選択します。
  2. 先に作成した[HowToWriteJava]を選択し、[引数タブ]を選択します。
  3. 実行構成5
  4. [プログラムの引数]欄に引き渡ししたい実行引数を引数分指定します。
    区切文字は、半角スペースまたは改行です。

Javaのコマンド頁のjavaコマンドを確認して、
Javaコマンド及びオプションとEclipseの設定箇所の認識を合わせる事がとても大切です。