[課題3]一流のJavaソース

Javaのプログラムを学習する際にとても大切な事があります。
それは、一流のJavaソースを見本とする事です。

はじめに

野球少年がイチロー選手を観て、サッカー少年が本田圭祐選手を観て、囲碁少年が井山祐太棋士を観て、
レスリングでは吉田沙保里選手を観てなど皆一流選手に憧れて、一流選手のやり方、練習の仕方を観て真似て努力して、
一流への道が開かれると思います。

一流の人達の基本スタイルをみて学ぶ事が、自分の基本スタイルが一流に近づきます。

JavaのWeb3階層システム及びJ2EE言語APIに多大な影響を与えたSpringFrameworkのJavaソースは、
世界中のエンジニアの目に晒れ、かつ日本の多くのシステムに利用されています。

流れるような構文の骨格やクラスの作り方などはオブジェクト指向言語Javaの最高のお作法です。

まずは、基本的なスタイルを感じる所から開始しましょう。

前準備

次のリンクから、「spring-context-excerpt_201702.zip」をダウンロードし、
「c:¥downloads¥java¥samples¥education¥」に保存して下さい。

ダウンルードファイル:spring-context-excerpt_201702.zip
©Pivotal Software

オープンソースなので、抜粋したJavaソースのラインセンス等は気にしないでください。

このzipファイルは、SpringFrameworkの24個のトップライブラリの内、spring-contextライブラリの一部を抜粋しました。
このzipファイルを「C:¥projects¥java¥samples」配下に展開して下さい。

[課題3]一流のソースから学ぶ

[内容]世界に普及されたSpringFrameworkのJavaソースをみて、感じよう。

[制限時間]1時間

[制約事項]特になし。

[勉強方法]

  1. spring-context/src/main/java/org/springframework/contextから色々とソースファイルをテキストエディタで開きます。
  2. 貴方はJavaの構文を知りません。作法も知りません。インターネットで調べる必要もありません。
  3. 全てのJavaソースファイルを読む必要はありません。目が回らない程度にみて下さい。
  4. 基本スタイルの仮説をたてる。
    zipファイルにあるJavaソースファイルの内容、ディレクトリ構成などから、
    貴方が感じたJavaのお作法をテキストファイルに箇条書きで記載して下さい。
  5. 内容を理解する必要はありません。Javaのクラス構成やお作法がどんな感じかを感じて下さい。
  6. 左メニューの[課題3]以降の学習頁全てが解答になります。貴方の仮説が正しかったか検証して下さい。
  7. 学習時に定期的にソースの中身を見て感じて下さい。

[目的]貴方のJavaに対する一流の基本スタイルを身に付けるため。

参考文献

Spring本家サイト

SpringFrameworkの本家サイト