演算子

演算子とはプログラム言語が、開発者が実現したい「処理」を表現するために用意された最も基本的な構文の1つです。

演算子は、英語で「operator」と訳されます。プログラム用語として、演算子の事を「オペレーター」とも呼びます。

演算子と優先順

Javaプログラム言語が、演算子を評価する優先順は次の一覧表の並び順のとおりです。
プログラムにおける評価の優先順が高い演算子が上にきています。

優先順の高い演算子は、演算子の低い演算子より先に評価れます。同じ行の演算子は、等しい優先順になります。
同じ優先順位の演算子が同じ式に現れる場合には、代入演算子(=など)を除くすべての二項演算子は、左から右に評価されます。
代入演算子は右から左に評価されます。

Orale社本家サイト演算子より引用

代入演算子(主に = )の右から左に評価される点について、本サイト「プログラムの読み方」で説明しています。

優先順位はソースファイルを1つ1つ丁寧に考えながら記述していけば、自然に身につきます。

演算子はプログラムで利用頻度が高い演算子と利用頻度が低い演算子があります。
利用頻度が高い基本的な演算子の動作を確実に理解することが非常に重要です。

演算子 構文
単項演算子(後置) 変数++ 変数--
単項演算子(前置) ++変数 --変数 +プリミティブ型の値 -プリミテイブ方の値 ~ !
算術演算子(剰算、除算、剰余) * / %
算術演算子(加算、除算) + -
シフト演算 << >> >>>
関係演算子[比較演算子] < > <= >= instanceof
関係演算子(等価演算子) == !=
ビット演算(ビットAND) &
ビット演算(ビットXOR) ^
ビット演算(ビットOR) |
論理演算子(AND) &&
論理演算子(OR) ||
三項演算子 ? :
代入演算子 = += -= *= /= %= &= ^= |= <<= >>= >>>=