文字列の検索・比較

文字列の検索や比較は処理として多く出現します。

Stringクラスには、文字列の検索・比較のために多くのメソッドが提供されています。Oracle社のJava8JavaAPIをご確認下さい。

文字列の比較

Characterクラスと同じで文字列の比較にはequalsメソッドを利用します。

equals
文字列.equals( "対比する文字列" )

指定した文字列と対比する文字列の値が一致した場合には、trueを返します。
異なる場合には、falseを返します。

replaceAllサンプル
    System.out.println( "Java".equals("Java") );
    System.out.println( "Java".equals("JAVA") );
					 
実行結果
true
false

完全一致するかを判定するので大文字、小文字の違いも区別します。

文字列の検索結果位置

Stringのインデックス画像
indexOf
文字列.indexOf("検索文字列")

任意の文字列から指定した検索文字列の出現した開始位置のインデックスを返します。
検索文字列が出現しない場合には、-1を返します。

indexOfのサンプル
    String str = "Javaプログラムは、とても理解し易い言語です。";
    System.out.println("firstIndex:" + str.indexOf("とても"));
    System.out.println("firstIndex:" + str.indexOf("very"));
						 
実行結果
firstIndex:11
firstIndex:-1
indexOf
文字列.lastIndexOf("検索文字列")

任意の文字列から指定した検索文字列が最後に出現した開始位置のインデックスを返します。
検索文字列が出現しない場合には、-1を返します。

lastIndexのサンプル
    String str = "Java1.4,Java5,JavaSE,JavaEE,Java8";
    System.out.println("lastIndex:" + str.lastIndexOf("Java"));
						 
実行結果
lastIndex:28

文字列位置のchar取得

charAt
文字列.charAt( 文字列位置 )

文字列の指定した文字列位置(インデックス)のcharを返します。

lastIndexのサンプル
    String str = "Java1.4,Java5,JavaSE,JavaEE,Java8";
    System.out.println("char:" + str.charAt( 4 ) );
						 
実行結果
char:1

String文字列の操作について

Stringクラスの操作説明について、更に学習したい方は、
apache-conmmonsのcommons-langパッケージからソースファイルをダウンロードして
文字列操作系のStringUtilsクラスを参照して勉強するととても良いコーディングスタイルと理解度が増すと思います。