はじめに
2017年2月時点で最新版のJavaといえばJava8です。
Java7のインストールを学習する意味は、現在多くの稼働しているシステムがJava8の環境とは限らないためです。
1つ1つ丁寧に作業し、理解していけばとても有益な知識が身につくと思っています。
本講座は「Javaの前準備」を学習されていることを前提にしています。
尚本書では、OSが「Windows10 64bit」である手順を示しています。
Linux,Unix,iOSに関してのインストール手順は2017年2月時点で作成していない点ご了承下さい。
それでは、以下の手順に従いインストール作業をして下さい。
作業前の状態を確認する
[windowsメニュー]右クリック-[コマンドプロンプト]を起動します。
- コマンドプロンプトから「cd c:¥projects¥test」を実行し、カレントディレクトリを「c:¥projects¥test」に移動します。
- 「java -version」コマンドを実行し、上記図のようにjavaコマンドが認識されていない事を確認します。
- 「cd ..」コマンドを実行します。
- 「java -version」コマンドを実行し、上記図のようにjavaコマンドが認識されていない事を確認します。
このとき既にJavaのバージョンが表示される場合には、アンインストールが許されるかPCの管理者に確認して下さい。
許可された場合には、[windowsメニュー]右クリック-[プログラムと機能]から、対象のJavaをアンインストールしてから本作業を実施して下さい。
アンインストールが許可されない環境の場合には、本手順書を熟読して、御自宅のPCなどで作業して下さい。
OSのビット数を確認する
- [windowsメニュー]右クリック-[システム]をクリックします。
- 上記赤枠内を確認します。上記例では、「64bit」のOSであることを意味します。
対象のインストーラをダウンロードする
- Oracle社Java7のダウンロードサイトから
「Java SE Development Kit 7u80」リンクを押下して下さい。
- 上図画像にある中から先の「OSのビット数を確認する」で確認したビット数のインストーラをダウンロードして下さい。
- 本書では、「jdk-7u80-windows-x64.exe」をダウンロードしました。
インストーラを格納する
- 「C:¥Users¥貴方のログインユーザ名¥Downloads」から前工程で取得したインストーラを「Ctrl + X」で切り取ります。
- 「C:¥downloads¥java¥jdk」に「Ctrl + V」で貼り付け保存します。
- これにより、本家サイトがクローズしても古いバージョンがいつでもインストールできます。