[課題1]Javaの基本知識の解答続き

4.Javaプログラム言語の実行形式による位置づけ③

処理方式 処理速度順位 言語としての覚えやすさ
低水準言語 1 高。人が理解し難い。操作を間違うとハードを壊す恐れがあります。
高水準言語 2 高。人が理解しやすいが難易度が高い。
メモリ領域を操作する必要性があり、誤操作によりハードを壊す恐れがあります。
インタープリタ型言語 3 易。ただし、ソースファイルが増えると
高度なプログラムの設計能力とプログラム能力がなければ、運用し難いソースができやすいです。
中小規模のシステム構築には適していますが、大規模システムの構築には不向きです。
インタープリタ型言語
(中間言語)
4 易。オブジェクト単位で取り纏めるルール(オブジェクト指向言語)が関数型、スクリプト型異なり大量のソースでも管理がしやすい言語です。
中小規模から大規模システムの構築まで、幅広く活用できます。

Javaは覚えやすい、管理しやすい、JVMのメリットが素晴らしい

4. プログラミングパラダイムとしてのJavaの位置づけ

2017年プログラム言語を厳密に体系的に分類することは困難です。

なぜなら、各言語が言語の歴史の経過とともに手続き型、命令型、構造型、オブジェクト指向
と良いプログラムパラダイムを取り入れ進化しているからです。

そのため、プログラミングパラダイムとして、Javaプログラムは「オブジェクト指向言語」として理解しておけば良いでしょう。

5.プラットフォームの位置づけ

プラットフォーム 目的
JavaSE

Java Platform, Standard Edition

JDK,JRE(JVM,JREライブラリ)を総称したJavaプラットフォーム。

  • デスクトップアプリケーション
  • Appletアプリケーション
  • 独自基盤によるアプリケーション
JavaEE

Java Platform, Enterprise Edition

JDK,JREにJavaEEのAPIを追加したもの

  • Webアプリケーションサーバで実行させるWebアプリケーション
  • ServletAPI/JspAPI/EJBAPIなど属します。
  • Javaプログラムといえば、2017年時点JavaEEを意味することが多いです。
JavaFX

Javaのリッチクライアントプラットフォーム

クライアントのデスクトップアプリケーションとして
高度なグラフィカルな画面が作成できます。
勿論WebアプリケーションサーバともHttp通信による連携ができます。

JavaMX

Java Platform, Micro Edition

マイクロコントローラ、センサー、ゲートウェイ、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、TVセットトップ・ボックス、プリンタなどのモバイル・デバイスおよび組込みデバイス上で稼働するアプリケーション向け

6.プラットフォームの位置づけ概要図

JavaPlatformの画像
WikiPedia Java Platform, Enterprise Editionより引用