ここで、重要なポイントです。何故前項で確認したjavaコマンドが各ディレクトリ位置で実行できたのでしょうか?
何故Java7のインストールでシステム環境変数「Path」に設定した「c:¥developer¥java¥jdk¥jdk1.7.0_80¥bin」が利いてないのでしょうか。
注意以下の実行手順は、実行しないでください。
WindowsOSでソフトウェアを各パスで実行できるようにするには、
この手順を通して初めて、インストールしたソフトウェアのexeが各ディレクトリで実行できます。
何故、java8のjavaコマンドはこの手順を踏まずして、実行できたのでしょうか?
また、Javaの切替手順は、システム環境変数[Path]の「c:¥developer¥java¥jdk¥jdk1.7.0_80¥bin」を新しいバージョンに指定すれば良いはずです。
何故、java7のjavaコマンドが反応しなくなったのでしょうか?
前項のコマンドプロンプトの「Path」を良く見て下さい。
Pathの先頭に「C:¥ProgramData¥Java¥javapath」が自動に追加されています。
Pathの「c:¥developer¥java¥jdk¥jdk1.7.0_80¥bin」より先に追加されています。
Pathの中央に「C:¥Windows¥System32」(java7が自動設定するjavaコマンド格納先)がきちんと設定されています。
環境変数Pathは、システム環境変数Pathの値が優先される。
ユーザ環境変数Pathはシステム環境変数Pathの後に評価される。
更にシステム環境変数Pathは、優先順があり、Pathの先頭から評価されていく。
このため、Java8の「C:¥ProgramData¥Java¥javapath」が先に評価されたため、
「c:¥developer¥java¥jdk¥jdk1.7.0_80¥bin」のJava7のjavaコマンドが反応しなかったのです。
無論「C:¥Windows¥System32」のJava7のjavaコマンドも反応しなかったのです。
注意表示の際には、誤操作に気を付けて下さい。
これがJava8でインストールされたjavaコマンドです。
重要上記2点の事がJava8がインストールした直後に各ディレクトリでjavaコマンドが実行できた理由です。
更にJava7も共存している状態です。
ただし、この状態ではインストールしたJdk付随のjavacコマンド等がJdk1.7.0_80のままです。
次項以降の手順を続けて実行して下さい。